今治で働くという選択

今治市 地域おこし協力隊 (今治市 産業部 商工振興課)
越智 弘子さん

Q.出身はどちらですか?
A.千葉県四街道市です。

Q.今治市の地域おこし協力隊に応募したきっかけは?
A.愛媛県の地域おこし協力隊合同説明会に参加し、今治市の担当者の方から話を聞いたことがきっかけです。

Q.なぜ今治市に応募しようと思われたのですか?
A.両親が今治市出身で、母方の祖母が今も今治市内で暮らしています。子どもの頃から夏休みになると、今治に帰ってきて、海に行ったり山で遊んだりして過ごしていました。大人になってその良さを再確認して、いつか今治に住みたいと思っていましたので、地域おこし協力隊の存在を知り応募しました。

Q.地域おこし協力隊の仕事をされる前はどのようなことをされていましたか?
A.東京で、旅行サイトの編集やニュースサイトの更新など、インターネットに関わる仕事を長くしていました。他にも様々な職種を経験しましたが、今治で協力隊として働く大きなきっかけの一つに、東京でスタッフをしていた地域福祉のNPOの影響もあったと思います。私の場合は、初めから地域福祉をやるぞ!と思ってNPOスタッフになったわけではなく、アロマやハーブが好きで、街の緑を通して面白そうなことをしている団体に加わって一緒に活動していたら、いつの間にか地域福祉やってたという感じなんですが。会社で働くことが社会人だと思っていましたが、「地域のために働く社会人」と出会って一緒に活動できたのは大きいと思います。

Q.アロマやハーブがお好きなんですか?
A.東京で働いていた30代前半の頃、仕事が忙しすぎて、癒しを求めてアロマテラピーにはまりました(笑)。勉強して資格をとり、アロマサロンに勤務していた時期もあります。先ほどお話したNPOでもアロマを生かした活動に携わっていました。

Q.現在されているのはどのようなお仕事内容ですか?
A.商店街の中にある「今治市まちなか活性化サロン ぷらっと」に常駐して、中心市街地の活性化のための情報発信を行なっています。具体的には、商店街で商売をしたい人や移住希望者の方を対象に、空き店舗や空き家の情報を提供したり、開業のサポートや、ウェブサイトやSNSなどを通じてイベントなどの情報発信を行なったりしています。

Q.実際に今治に住んでみてどうですか?
A.自然が豊かで本当にいいところですね。2017年に発表された、女性にとって"ストレスオフ"な都道府県、第一位は「愛媛県」でしたが、納得です。のどかでゆったりとしているので、肩の力を抜いた暮らしができています。道路も混んでいないし、駐車場も空いているし、東京にいた頃からは考えられないくらいストレスフリーですよ(笑)。

Q.今治で働いてみてどうですか?
A.都会にはないしがらみという点で最初は戸惑うこともありましたが、それは良く言えば人間関係が濃密で、相手との距離が近いということ。接しているとどんどん相手のことやお店のキャラクターや個性がわかってきて、その方達と繋がることが今とってもおもしろいです。着任して約1年が経ちましたが、受け入れられてきた感じがしています。

Q.これから先どのような仕事をしていきたいですか?
A.商店街のみなさんともよい関係が築けています。スマホを持っていない世代の方も多いので、ウェブだけにこだわらず、チラシなどの紙媒体の重要性も感じるようになりました。積極的な情報発信で地域の活性化ができればと思っています。また、アロマテラピーの資格を生かして今治ならではの商品開発やイベントなども仕掛けることができれば。それらと情報発信をうまく連動させた仕事をしていきたいです。
地域で活動をしていると、その地域の面白い人々にも出会います。歴史マニア、地形マニア、偏屈な自然農法の農家、大豆好きなど…。今治でもいろんな人と繋がって面白いと言いましたが、それは田舎の世界の狭さというよりは、自分の興味や関心に繋がる人が多くなってきた、という面白さ、なのかもしれません。地域おこし協力隊として働く、しかも大好きな今治で、というのは、自分としては自然な流れで、家族のことや自分の仕事、社会への意識、いろんなタイミングが今だったんだなぁと思っています。

今治市まちなか活性化サロン ぷらっと

〒794-0015
愛媛県今治市常盤町2丁目2-1
TEL:0898-35-5712